fujihanawa’s diary

Jリーグとか買い物とか

クラウドアトラス

amazon prime videoで「好きな映画は何ですか」と聞かれた時に答える候補であるクラウドアトラスが出てきたの久しぶりに見てしまった。3時間。心の中で英語の勉強を兼ねるんだ、と心の中に言い聞かせた。

好きな映画を聞かれてこの映画を答える時には、「まぁ、3時間なんでおすすめはしないです」と言える。なまじ見てもらえて、感想戦になったら面倒なので、その意味でも好きな映画で回答するのに都合が良い。

 

英語の話。オンライン英会話を続けているけど、流石に映画のセリフを全部拾うレベルになるには、これから英語の勉強を続けたとしても最早無理だろうな、というように思う。単語のボキャブラリーが圧倒的に足りないし、全然聞き取れない。ペ・ドゥナあたりの英語は聞き取りやすい。普段は英会話といってもフィリピン人のトレーナーになるので、ネイティブとはきっとまだまだ何だろうなと思う。

 

クラウドアトラスは輪廻転生をテーマにしたオムニバス形式の映画で、各話の主人公はアストロ球団よろしく箒星のアザがあるということになっている。

各話、主要キャストが特殊メイクを駆使して、違うキャラクターを演じるギミックが特徴で、同じキャストで演じるキャラは、基本的には輪廻転生した先であろうという設定で、マトリックスでのスミス役であったヒューゴ・ウィーヴィングは基本的に悪いキャラに転生していることになってたり、ジム・スタージェスぺ・ドゥナのように生まれ変わってもペアになると輪廻転生しても同じ運命にあるということになっているのもあれば、トム・ハンクスのように最初は悪いやつだが、だんだん良いキャラに転生していくというパターンもある。6つのストーリーの時代の前後は明確にはなっているのだけれど、最初のシーンでストーリーがループしていることも示唆されていて、まぁいろんな仕掛けがある映画である。こういう仕掛けがある映画は好き。

 

輪廻は仏教的な考えなのであまり理解されていないのかアメリカでは商業的に大失敗、というか3時間もある映画なのでしかなたないとして、マトリックスの監督の作品としても日本でもあまり話題にならなかった。「好きな映画」の質問では、あんまり人に知られていない映画だけれども「監督がマトリックスの兄弟で、でもこの時は姉弟で、今は姉妹で・・・」と蘊蓄を披露することが出来るので非常に好都合な映画なのだ。

実はもう4〜5回見てるんだけど、プライムの特典が終わる前に、もう1回くらいみたいと思う。おすすめしないけどおすすめ。